どうもコニチワ。チャリタビのエトです。
本日もチャリタビをご覧いただきありがとうございます。
今回はロードバイクを守る鍵『ABUSブレードロック』について書いていきます。
ロードバイク乗りにとって鍵の防犯性はとても重要ですが、それと同時に携帯性も必要になってきますよね。
鍵の防犯性なんてものは、鍵の値段(グレード)が高くなればなるほど上がりますがそれと同時に携帯性は著しく下がっていきます。
今回はこの実に悩ましい問題を解決する救世主、『ABUSブレードロック』についてお話していきます。
このブレードロック、救世主となるか!?
さて上記でも書いたようにロードバイク乗りの鍵問題は切実。
携帯性に優れた鍵ははっきりいってドロボーにとっちゃいいカモ。細いワイヤーロックなんて秒殺されます。
逆に絶対盗まれないような頑丈で防犯性の高い鍵は、携帯性に劣り、とてもじゃないけど持ち運べるものではありません。
この2つを兼ね備えたものはないかといろいろ探して私が行き着いたのがコレ。
鍵について悩んでいる方ならこの名前を目にしたことはあるであろうぐらい有名なメーカーですね。
このメーカーはセキュリティレベルを15段階で設定しているのですが、この鍵は7。中間グレードというわけです。
先にも書いた通り、セキュリティレベルが上がれば上がるほど携帯性は失われるので、持ち運びすることも考えたらこのグレードがMAXだと思います。
さて肝心の鍵の仕様を見ていきましょう。
長さが85cmで重量が650g。まさに携帯性ギリギリのラインだと言えます。
というか地球ロックできないと意味がないですよね。長さが85cmありますが、ワイヤーと比べると取りまわしは少ししにくいですが、問題なく扱えます。
鍵は2本ついてきます。アブス(日本法人)のHPでスペアキーの制作もしてくれるので不安な人はもう1本作っておくのもよいでしょう。
ダイアル式はその構造に慣れている人なら速攻で解除されるので、私は鍵式のものをおススメします。
またこの鍵は盗難補償付きの鍵です。『法的に駐輪可の場所で鍵を正しい方法で使用し、かつ破損した鍵の現物があれば購入から3年は10万円を保証します』というもの。
保証付きだから安心!という風に思う人もいると思いますが、破損させた鍵を窃盗犯がその場に放置して去るとは思えないんですよね。証拠物になっちゃうし。
あくまでワンチャンあります!あります!程度にこの保証制度は捉えたほうがいいと感じますね。
【ボルドーライト6050基本スペック】
・全体長さ 85cm
・大きさ 長さ18.5cm×ヨコ6.2cm×高さ3cm
・重量 650g
・鍵2本・収納ケース付き
・購入してから3年間。盗難時10万円保証(条件あり)
最重要!鍵をどうやって持ち運ぶか!?
さてこのアブスのブレードロックには携帯するためのケースがついてきます。
ついてきますが、ぶっちゃけ使えません。
というのも携帯ケース自体が柔らかすぎてその内破損するだろうという点とこの携帯ケースをつける場所がボトルゲージ部分を想定して作られている為です。
鍵の為にボトルゲージを1か所犠牲にしなくてはいけないとなると、デメリットが大きすぎます。その事を考えると悩んでしまって夜しか眠れません。
そこでこの鍵を持ち運ぶのに考えたのが以下の2点。
・サイクルジャージのバックポケット
・サドルバックに収納
サイクルジャージのバックポケットの中央に入れてみたのですが、これがスッポリ入ってそこそこイイ感じ。はじめは『650gと言えども結構ずっしりくるな・・・』と思ったのですが、走ってると全く気にならなくなりました。
次にサドルバックに収納を試みました。私は『トピーク ウェッジドライバッグLサイズ』を使用しているのですが、これがなんなく収まりました。というか余裕。さすがトピーク。なんともないぜ。
私が想定した通り(滝汗)
そんなわけで私のロードバイクの鍵沼地獄はひとまず終わりを迎えることができました。
今回この鍵をチョイスした理由は『そこそこの防犯性』と『そこそこの携帯性』があるという点。はっきりいって満点ではありませんが、現時点ではベストバイだと感じています。点数で言ったら80点ぐらい。
満点を追い求めるのも大事ですが、妥協点を見出すのもロードバイク乗りには必要不可欠なポイントなのかなと思います。あと最強のセキュリティは『盗難保険』に入る事です。
全体的に考えると今回ご紹介した『アブス ブレードロック ボルドーライト6050』はおススメできるアイテムです。鍵問題で悩んでいる方はぜひご検討ください。
ABUS ボルドーライト6050(日本正規品)
ロードバイクの事を語らせたら『なにも知らない人よりかは詳しい』ほどの恐るべき実力の持ち主。
ロードバイクの長距離・バイクパッキングを主体とした装備、便利アイテム、ガジェット、カスタム好き。貧脚。